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スタンス

“デザイナー“の肩書きにとらわれない


XXデザイナー:便利ながらも複雑な呼称

「XXデザイナー」という職種の区切りはマーケティングが生み出したものです。
本来デザインの領域やスキルはきっぱり分かれていません。全てはグラデーションにつながっています。
サッカー選手とフットサル選手のようなものです。重視する部分が違うので多少被らない部分はありますが、スキルでいうと全く違うかというとそういうわけではないはずですよね。

私も便宜上○ ○デザインといった言葉を使いますが、認知してもらいたいから使うだけで本質的には全く重要視していませんし、何なら邪魔だと考える派です。

領域は区別されてないですし、理想の感情や状態をつくるために何が必要か?を考えて実行することにデザインを使うことがデザイナーであると考えます。

デザインは”プロセス“で認識する

じゃあ何で自分の”デザイン“を認識すればいいのか?

私の答えは「デザインの基本的な流れ」のどこをやっているのか?で考えることをお勧めします。
肩書きではなく、実際に行うことで認識することでキャリア的な迷いを減らして自分の得意領域や、会社で関われることを認識しやすくなると思います。

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この流れのどこを自分は今学習しているのか?現場で求められているのか?を認識して、じゃあどういう経験を持つようにしよう?どこの流れの部分が面白そうだな、生成AIがまず使えるのはこの領域のどのレベルだな、など具体的に認識していくとデザインのキャリアイメージの解像度は高まりやすいと思います。

最初から境目を超えて考えよう

この流れで考えた時に、ある領域に深さを出すより、各フローの基本レベルを抑えていく方がはるかに簡単ではあります。なぜなら一般的なやり方や知っておくべきことは出回っているからです。キャッチアップはしやすいのであとは経験するかしないか。になります。

自分の興味を大事にして欲しいですが、キャリア戦略的にはフローの領域を横断していくとバリューを出しやすくなります。なぜなら、”何を目的に、誰に向けてどの課題にむけて”デザインしていくのか?を考えるためにはこのフローで認識することになるからです。

言われたことを作るだけではなく、自分で必要なことを考えアイデアを出してそれを具体化できる人の方が良いサービスを考えたり、事業を伸ばす観点では活躍しそうなイメージはつくでしょう。
そのためにはフローの全体像を早めに経験するとデザインの解像度が高まり、その後の選択も冷静にできる可能性が高いです。

ただ1番大事なの興味です。興味があることをがむしゃらにできたほうが良いとは考えています。
BONOでは好奇心を大切にしつつ、アイデアを具体化して世に送り出せるクリエイションできるスキルを身につけられる環境を整備していきます。