BONO

“作る”ファースト : 未経験からデザイナーになった人の特徴をまとめる

BONO |


こんにちは、BONOをデザインしているカイクンです。

正式リリースから1年ほど経ちましたが、未経験からデザイナーになるメンバーが6人ほど出てきました。完全にBONOだけで育っちゃったメンバーも出てきて個人的にも嬉しい!歓喜の舞です。

ソースは少ないですがデザインを学ぶ人の中で、ちゃんと目標に到達している人の特徴を独断と偏見で残していきたいと思います。BONOを設計する上でも多いに影響を受けたメンバーのことは感慨深いな〜。

先に結論を書くとこんな特徴があるかなと思います。

  • やることが明確で期限も決めてる
  • 練習や準備をしない。”デザインする”をベースに情報収集などする
  • ギバー。感謝伝える傾向。
  • 深く追求する。聞けるなら聞く。

ちなみに「あ、自分こんな人間じゃないから向いてない...」ってわけではなくて、この特徴になるために努力してた人。の意図で書いてます。みんな学びながら「こうした方が良いのかな...!」と考えていたように見えました。

主観なので悪しからず!が参考になればと思います。

目次

  1. ”作る”ファースト
  2. アウトプットに深く潜る
  3. 自分、追い込み計画
  4. 履歴書2.0を理解してる
  5. ゴールが明確

1.作るファースト

このタイプの人が1番強いです。とにかく作ってる人。作るをベースにインプットや時間を使える人。これは伸びます。デザインはスポーツみたいなもので、やらないと伸びないです。サッカーで例えると本田圭佑さんのドリブルの解説見ても初心者がその通りに絶対にボール蹴れないですよね。そんな感じです。(伝われ〜)

デザインも”XXXな雰囲気を出す色 4選!”にいいねを押してても身につきません。実際に使ってみましょう。作ってみましょう。例えば配色は、他の色とのバランスでガラッと雰囲気は変わります。実践の中でしか見えないものがあるのがデザイン分野だなと9年ぐらいやっていて思います。

「次に何をやるべきなのか...」と不安になるとは思います。が、手を動かし続けていればとりあえず間違いはないと思います。もちろん必須スキル理解や効率性は気になりますよね....ただ手を動かすのだけは手を止めてはいかんのです。

デザイナー就職したメンバーに話を聞くと、とりあえずDailyUIを続けながら...、BONOのお題やりながら...次に何をやるかを考えたり、相談したりしていたように感じました。

作る時間を確保しながら、考えるスタイルがオススメかな〜と思います。

2.アウトプットに深く潜る

1パターン作ったら完成!完成したものを疑わずにこれでオッケー!だと、ちょ〜と不安です。多くの種類をこなすのも大事ですが、深く追求するアウトプットを決めてみてください。そして最低3回は作ってく壊すを繰り返してみましょう。理由は”目のレベルが最初は低く、鍛える必要があるため”です。過去の自分を乗り越える方法としてもとても良いと考えてます。

デザインの現場でもそうですが”何回も作って壊す”、”他の人の視点を入れて目的のため質上げする”は日常だったりします。デザイナーとしてはいろんな視点と可能性を考慮して自分のデザインをブラッシュアップできるスキルが求められます。なので”目を鍛える”が重要なんですね。

プロからフィードバックを得られれば1番手っ取り早いとは思います。理解できるまでじっくり付き合ってもらいましょう。が、自分で質上げするためにも、参考の"質高デザイン"を常に横に置いてそれに近づけられるか?を自問自答してみてください。3回は最低作り直しましょう。可能ならそれを使いそうな人に意見を聞いてみましょう。

飽きるまで深く潜っていくと、自分の目が鍛えられやすいです。見えないものが見える(気付ける)ようになるはずです。天体観測ですね。

3.自分追い込み計画

独学して未経験からデザイナーになった人は”自分で期限を決めて動く”ができる人が多い印象がありました。例えば、「3ヶ月後に面接に動きたいので、それまでにXXをデザインする」といったような形や、「1ヶ月でまずはXXXをする」を決めていました。

締め切り効果というのもあり、人間期間がないと永遠だらっとやってしまうこともありますよね。守れなくても最悪良いので、期限があるとハリが出て自分の頭もフル回転!になりやすいのかもですね。ほとんどの人が「最終的に〜の期間でデザイナーになりたい」を設定しつつ、うまくアウトプットをベースに作るものと期限を決めていました。

ユーザー体験を考えるときも同じですが”ゴールを決める”と、目標に対して脳は動きます。詳細に決めなくても良いと思います。おすすめは2-3ヶ月単位でやることを決めて、半年〜年単位で”最終ゴール”を決めて線を引く、締切を決める、作るものを決めると良いのかなと思います。

え、とはいえゴールがわからない?ってことありますよね。いろんな人のnoteを漁ってみるのもイメージが湧くかもですし、手前味噌ですが僕の動画も参考になるかも...。(僕の動画はどうしてもな時に観てください。)

4.履歴書2.0を理解している

履歴書2.0ってなんやね〜ん!1.0とは〜!

つまりインターネット上で自分のことを知れるようにしておくということです。ブログやSNS、ポートフォリオで自分の作ったものや、考え方、人柄を誰でもアクセスできるようにしておくということです。

デザイン学習するとスキルに目がいきますが、実際に採用されることを考えるとスキルだけでは人を採れません。一緒に働く人に、人柄や自分の努力、考え方を伝えないと響かないと考えます。お見合いでスペックだけで話が合わないと決められないのと似てますよね。 うん。

なので誰でも見れるところに自分の成長の記録や、会心のアウトプット(深く潜ったもの)をまとめておくと良いと思います。実際にnoteにまとめることで面談の連絡が来たり、面接でも事前に見られて話がしやすかった。などの声も聞きました。

実は発信する人のところに情報が集まるという不思議な話があります。GIVEすればするほど集まるというやつですね。個人的にはこれは本当で、GIVEすると「あ、あの人はXXXな人なのか!」というので同じカテゴリーの人たちが集まりやすくなります。集まると情報が回りやすくなりますよね。なので人にGIVEするとGIVEが返ってくるんじゃないかなと。次のためにより学ぼう!と思いやすくもなるはずです。そうすると思考がどんどんデザインに流れます。デザインに詳しくなれます。スキルも上がります、やる気も上がります。めっちゃ良さそう!(※個人の考えです)

デザインしたことをまとめることは言語化や学びを振り返り次の成長につながることでもあります。特に言語化、整理のスキルはアプリケーションのデザインをする上では必須です。意外と見えないですが、見た目だけ作れても、目的とズレると良いデザインには近づきづらいことが多いかなと思います。

ネットを使った自分をデザインする練習!だと考えて、コツコツ努力と考え方とアウトプットをまとめておくとお得かな〜と思います。


😇
読んでいただきありがとうございました!!